在宅で「関節が固まる・動かせない」と感じた時にできること

在宅生活では、
「関節が固まってきた」「痛くて動かせない」
というお悩みが少しずつ増えていくことがあります。

特に脳梗塞後、パーキンソン病、寝たきりの状態では、
"動かさない期間" が続くだけで関節は固まりやすく、
痛みやこわばりが強まってしまうこともあります。

一方で、退院後のリハビリ量が足りなかったり、
デイサービスが合わなかったり、
訪問看護に理学療法士(PT)がいないなど、
在宅では「必要なケアまで届きにくい」状況も少なくありません。

このページでは、
在宅で関節のこわばり・痛みが進んでいる時に
どんな選択肢があるのか、制度の違いも含めてやさしく解説します。

寝たきりで"関節が固まる(拘縮)"のはなぜ?

在宅やベッド上での生活が続くと、
関節は 動かさない時間の分だけ固まりやすくなります。

特に、

  • 脳梗塞後の麻痺

  • パーキンソン病の固縮

  • 長期間の寝たきり

  • 痛みによる不動

では、短期間でも関節可動域が狭くなりやすく、
日常生活にも影響が出ることがあります。

痛み → 動かさない → さらに固まる
という悪循環が起こりやすいのが在宅ケアの難しさです。

関節が動かしにくい状態は、脳梗塞後遺症・パーキンソン病・長期の寝たきりでも起こります。
関連するページはこちら:

    脳梗塞後遺症の在宅ケア

    パーキンソン病の在宅ケア

    寝たきりの方への訪問ケア

    痛みが強いとリハビリが成立しない理由

    痛みがあると、

    • 本来動かせる角度まで関節を動かせない

    • 体重をかけることができない

    • リハビリ中に怖さが出てしまう

    など、リハビリが計画通りに進まないことがよくあります。

    特に在宅では、
    痛みの変化を適切にケアできる環境が整っていない ご家庭も多く、
    その結果、拘縮が進行するケースも見られます。

    訪問看護にPTが不在の事業所も──在宅リハが不足する理由

    奈良県の最新調査(令和6年度)では、

    県内138の訪問看護ステーションに PT は227名在籍しており、
    1事業所あたり約1.6名という規模感です。

    一方で、常勤PTを複数名確保できない事業所も多く、
    在宅で十分なリハビリ枠を確保できないケースは依然としてあるのが現状です。

    その場合、

    • 看護師 → 医療ケア中心

    • ROM訓練は制度上むずかしい

    • マッサージは介護保険の"リハビリ扱い"にならない

    という理由から、
    在宅で必要なリハビリ量が確保できず、
    「リハビリの空白」が生まれやすくなります。

    訪問鍼灸マッサージは医療保険で利用可能(介護保険との違い)

    在宅ケアで最も大きな不安は 費用
    しかし訪問鍼灸マッサージは 医療保険の対象 です。

    ○ 医療保険の訪問鍼灸

    • 1〜3割負担

    • 高額療養費制度の対象

    • 障害者医療(自立支援) なら自己負担上限あり

    ○ 介護保険のリハビリ

    • 単位に制限

    • 超過分は全額負担


    → 介護保険のリハビリは、身体の使い方や動作の改善を中心にした訓練が得意です。

    一方で、私たち訪問鍼灸マッサージは、痛みや拘縮(関節のこわばり)の緩和を専門にしています。

    そのため、
    リハビリで動きを整えながら、
    痛みや筋緊張に対しては医療マッサージでサポートする
    という形で、
    それぞれの"得意分野"を組み合わせると、
    ご利用者さまの 全体の状態が整いやすく、生活もしやすくなる というメリットがあります。

    介護保険の枠を圧迫することなく、
    必要な時期だけ 医療保険で併用できるのも大きな特徴です。

    脳梗塞後の拘縮ケア

    脳梗塞後は、

    • 手指が開かない

    • 肘が曲がる

    • 肩の痛み

    • 足のこわばり

    など、日常の動きに直結する問題 が出やすく、
    ご家族だけでのケアは非常に難しい場合があります。

    訪問鍼灸は、
    在宅での 筋緊張調整・関節可動域のケア を通じ、
    生活の中で体を動かしやすい状態を支えるサポートを行います。

    脳梗塞後遺症で、関節のこわばり・動かしにくさが出ている方へ
    症状の特徴や在宅で気をつけたいポイントを、
    専用のページにまとめています。
    脳梗塞後遺症のページを見る

    パーキンソン病の固縮・痛み

    パーキンソン病の固縮は、
    筋トレでは改善が難しく、
    むしろ疲労で悪化することもあります。

    頻度の高いケアが必要ですが、在宅では難しいことも多いです。

    訪問鍼灸は、
    固縮による「痛い・動きにくい」をやわらげ、
    日々の生活動作を支えるためのケアを行います。

    パーキンソン病による固縮・こわばりが強い方へ
    生活の中で起こりやすい姿勢や、在宅で注意したい点を
    専用ページにまとめています。
    パーキンソン病のページを見る

    「在宅でリハビリを続けたい」方へ

    退院後、
    「急にリハビリの量が減ってしまった」
    というご相談はとても多いです。

    また、デイサービスの環境や内容が合わず、
    十分に身体を動かせないまま日々が過ぎてしまう方もおられます。

    訪問鍼灸は在宅で、

    • 関節のこわばり

    • 痛み

    • 動き始めのつらさ

    などに寄り添うケアを行います。

    長く寝た姿勢が続くと、どうしても体は固くなりやすくなります。

    体が固まってしまう理由や在宅で気をつけたいポイントを
    別ページにまとめています。

    寝たきり・拘縮のページを見る

    介護保険のリハビリ"回数が足りない"と感じるご家族へ

    介護保険のリハビリは単位に限りがあり、
    「本当はもっと動かしたいのに…」
    というご家族が多くいらっしゃいます。

    訪問鍼灸は医療保険を使用するため、

    • 介護保険枠を温存できる

    • 1〜3割負担

    • 高額療養費対象

    というメリットがあります。

    痛みで動かせない・体が固まる時に

    夜間の痛みや姿勢のつらさなど、
    在宅介護ではケアが難しい場面が多くあります。

    訪問鍼灸では、
    痛み・こわばりのケアを行いながら
    ご家族の負担が軽くなる形を一緒に考えます。

    訪問鍼灸マッサージで行う内容

    • 関節可動域のケア

    • 筋緊張の調整

    • 姿勢のサポート

    • 在宅でできる簡単ケアの提案

    ※ 効果の断定は避け、ご本人の状態に合わせて行います。

    ご利用の流れ

    1. お電話で相談(初回お問い合わせ用LINEは準備中です。)

    2. 初回無料訪問

    3. 医師の同意書を依頼

    4. 医療保険で施術開始(1〜3割負担)

    対応エリア

    奈良市・生駒市・大和郡山市