院長について

経験豊富

リラクゼーション、整骨院、急性期病院でのリハビリスタッフ…と、様々な経験を重ねてきました。触れた患者さんの数は述べ7万人以上です。現在は医療系大学の解剖学講座に籍をいただき、ご献体(実際のヒトのご遺体)を通じて学生への指導や学びを継続しています。

ご自身で病院に通うことすらできない方のお力になりたい。少しでも痛みを緩和して、残された一日の質を上げてもらいたい。私たちがこの仕事を通じて大切にしているのはここにあります。また、そのままでは固まってしまう体が少しでも楽になることは、お世話する側もされる側も楽な状態とも言えます。

「ご本人が人としての尊厳を最後まで損なうことなく過ごして欲しい」その思いで今日もひたむきに患者さんと接します。脳梗塞後遺症やターミナルケアなど、症状の重い方も積極的にお伺いします。

訪問にかける思い

まだ僕が病院に勤務していた頃のことー。

病気の進行に伴い、痛みも強くなっていた患者さんが、「病院に通うのが辛い」とよく仰られる方がいらっしゃいました。そんな方に「通院もリハビリと思って、頑張りましょう」とお声がけを続けていましたが、しばらくお見えにならないと思っていたら、入院病棟に入られてから再開する、という経験が度々ありました。

そんな経験を通じて、

「自分が待っているだけでは、本当に困っている人のお役に立てない」

「病院が必要な方もいらっしゃるのと同じように、ご自宅で施術者が来るのを必要とされている方が多くいらっしゃる」

「自分はそういった方の一助になりたい」という思いを強く持ちました。


病院に自分で通えなくなり、家族には迷惑をかけたくない。そんなあなたの力にならせてください。

元気な頃は当たり前に出来ていたことが今出来なくても、悲しまないでください。トイレに行けなくても、ご飯を自分で食べられなくても、あなたの大切な家族はあなたを必要としています。

あなたと出会い、住み慣れたご自宅で過ごす患者さんの体へ施術することが僕の生き甲斐です。

ある夏の終わり、僕は左目の視力を失う怪我を負いました。

まだじっとして居るのも苦痛な小学五年生の夏休みの終わりでした。

医師や看護師さんをはじめとした病院の皆さんに懸命に治療していただいたので、命や脳の障害は負わなかったものの、今まで経験したことのない痛みが毎日続き、左眼の視力は戻ることがありませんでした。

そんな時、仕事帰りの疲れた体で病院に毎日通い、「寝て居るだけも辛いだろう」と足をさすってくれたのは父でした。その手は、どんな自分も受け容れて居場所を認めてくれる様な、その後も支えになってくれる様な、温もりを伝えてくれました。

今、施術者として患者さんの症状改善のための日々の努力は当然ですが、辛い症状から「傷付いた心」にも寄り添うことを常に意識しています。これまで頑張ってこられたあなたや大切なご家族のために、その体を大切にするお手伝いができたら幸いです。  

2021年8月 河﨑 健

スタッフは全員タバコは吸いません
施術でお灸をすると独特な香りがあります

 
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